産業用のものでない限り、マザーボードはチップセットの世代交代で代替わりします。
以前に比べ、どのメーカーのものを使ってもさほど大きな差はなくなってきました。
グラフィックス機能がCPUに統合されたことで、マザーボードの役割は「どういうインターフェイスで出力するか」に限定されるようになりました。
また、統合グラフィックス機能も以前はおまけレベルでしたが、今ではローエンドのビデオカードと大差がなく、ものによっては上回るようになってきているようです。
もちろん、だからと言ってどれを選んでいいというものでもありません。今、社内でのマザーボードの選別基準は、PCI-ex16が1本以上実装されていて、
ネットワークチップが固いもの(端的にIntel製品)で、可能であればオンボードのSATAインターフェイスが6個実装されているもの、です。
そこから始まって、あとはできればLANコネクタが2つ実装されており、入手性が悪くないもの、CPUやメモリが特殊なものでないもの(メモリは妥協してもいいかもしれませんが
汎用性がなくなります)、と絞っていきます。
それから最近の傾向として小型の筐体に納めることが多くなったため、小さいものであること(mini-ITXクラス)。
その結果が今のサーバやクライアントに実装されているマザーボードとなるわけですが。
低消費電力、低騒音が基本線となる小型マザーボードにcore i7のそれも早いものを載せるのは、なんだか軽自動車に大型トラックのエンジンを載せているような感じで
どこか座りが悪い気もします。それでも200W電源で普通に動くくらい、最近は低消費電力になってきているわけです。
小さくても機能が充分で大きいものと同様に動くなら、小さい方がやっぱりいろいろな意味でいいです。
林
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