RAID。データ保護とパフォーマンスと容量とをはかりにかけて、どこでバランスをとるかを匙加減するシステム。
出荷するサーバは、主としてシステムドライブをRAID1、データドライブをRAID5もしくはRAID6で構成しています。
RAIDを組む理由は、システムが停止するような状況の発生を可能な限り避けるため。
同時に、データの損失を可能な限り避けるため。
シングルドライブでは不具合が発生したときに復旧の手段がほとんどありません。
RAID1,RAID5なら1台に不具合が発生しても復旧の可能性があります。RAID6なら2台。
これにホットスペアを追加しておけば、ダウンタイム0での運用も可能になってきます。
世間ではRAID10がイチバン、という声も一時ありましたが最近余り聞きませんねえ。
個人的には10は不具合の発生個所により問題なく動作したり動かなくなったりで、
ドライブが等価にならない時点であんまり気持ち良くないですが。このドライブがアウトになると他がいくら平気でも使用不可になる、
というクリティカルなドライブがあるシステムはやはり、全体として信頼性が高いといわれてもいま一つ信用できません。
あと、ICH10Rあたりからあるリカバリモード、常時リカバリってRAID1とどう違うんでしょう。
林
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